まだ寒いけど、芽は出ている──ブログ・YouTube・DTMを始めて7ヶ月目の記録

エッセイ|コラム

ブログ7ヶ月目のリアル

PV・収益の数字よりも「棚の中身」が増えた

ざっくり言えば、PVはまだ“静かな数字”だし、収益も「生活が変わる」ような額ではない。
でも、そこに至るまでの中身は、かなり濃い。

  • ギター機材の実戦レビュー
  • 登山道具のレビューと装備録
  • 孤岳シリーズのようなエッセイ

「どこにでもあるASPの案件を薄く紹介した記事」ではなく、
自分の身体を通った道具と経験のログが着実に積み上がっている。

PVという数字より、「この記事があることで、ブログ全体の世界観が締まった」と感じる記事が増えた。
今はそっちの方が大事だと思っている。

アフィリエイト記事の手応えと、孤岳エッセイの意味

アフィリエイトだけを目的にしていたら、
たぶんここまで文章を詰め込まなかったと思う。

  • Way Huge Conspiracy Theory
  • Seymour Duncan 805
  • MXR Carbon Copy
  • 登山靴・ザック・レイン・ウィンドシェル…

どれも「売るため」だけじゃなく、自分の使い方と考えを整理するために書いた記事だ。

孤岳エッセイに至っては、「収益」という概念からは完全に外れている。
それでも、あれを書かなければ全体が薄くなるのは分かっている。

お金とは直接つながっていないように見えて、
あのエッセイ群は「静かな生活をどう組み立てていくか」を考える土台になっている。
すぐに収益にはならなくても、
自分の感覚を言葉で確かめておくことは、いずれ働き方や暮らし方を選び直すときの布石になる。

稼ぎの導線はちゃんと作りつつ、
エッセイやコラムは「ここがあるから、このブログに意味がある」という芯の部分。
7ヶ月やってみて、
お金になる部分と、“自分の生き方を補強する部分”が、同じ場所に並んでいていいという構造が、やっと見えてきた。


YouTube4ヶ月目──静かに棚が並び始めた

ショートの波と、ロングのしぶとさ

YouTubeは、ショートとロングでまったく動き方が違う。

  • ショート:波があって、一気に再生されてはスッと引いていく
  • ロング:数字は伸びないけど、じわじわと再生され続ける

ショートで「棚に置きました」と宣言して、
ロングで「ちゃんと聴きたい人だけどうぞ」と椅子を出しておく。

4ヶ月目の今は、ようやく店内の陳列が見えてきたくらいの感覚だ。
まだ大行列ができる気配はない。
でも、棚がないと行列も発生しないので、今はこれでいい。

再生数より「ちゃんと最後まで聴かれている」感覚

アナリティクスを開くと、
登録者の増加も、再生数も、びっくりするようなカーブにはなっていない。

ただ、平均視聴時間や視聴維持率を見ると、
見に来た人はちゃんと最後まで聴いていることが分かる。

  • 1000人が3秒だけ流し見する動画より
  • 10人がじっくり聴いてくれる動画を置きたい

音楽に関しては、今のところそのスタンスでいる。
その10人が次の曲も聴いてくれるなら、それで十分だ。


DTM4ヶ月目──2曲から始まった“音の資産”

無料プラグインと試行錯誤の2曲

最初の2曲は、ほぼ無料プラグインと試行錯誤だけで作った。
ドラムもベースも、音作りも、何も分からない状態から手探りで進めた。

  • 「こうすればミックスが良くなるらしい」
  • 「このプラグインが定番らしい」

そんな断片的な情報をつなぎながら、
とにかく1曲を完走させることに全振りした2曲だった。

今聴くと、荒いところはいくらでも見つかる。
でも、あの2曲がなければ、今の自分のDTM環境も、音の好みも定まっていなかった。

S-Gear導入後、「音を作るのが楽しい」に変わった

途中からS-Gearを導入して、世界が少し変わった。

  • 「音が悪いから弾く気が起きない」から
  • 「弾いていて気持ちいいから、もっと弾きたくなる」へ

DTMは、環境を整えるまでが長い。
でも一度「ここなら戦える」という音が見つかると、
作業のストレスが一気に減ることも分かった。

4ヶ月で完成した曲の数は、多いとは言えない。
それでも、“音の資産”がゼロではなくなったという事実の方が大きい。


数字と感覚のギャップについて

「普通の人ならやめてる頃」にまだ続いていること

正直、
「7ヶ月やってこれだけ?」と思う瞬間がゼロだったかと言われると、嘘になる。

世の中には、
「ブログ1年で月◯◯万」「YouTube半年で登録者◯万人」
みたいな話がいくらでも転がっている。

そういう話と比べたら、僕の7ヶ月はかなり地味だ。
でも同時に、こうも思う。

普通の人なら、ここらでやめてるだろうな、と。

そこを越えて、まだ淡々と続けている事実は、
数字には出てこないけれど、無視できない“差”だと思っている。

伸びていないのか、まだ“見つかっていない”だけなのか

今の状態を「伸びてない」と見ることもできるし、
「まだ誰にも見つかっていない棚が少しずつ増えている」と見ることもできる。

どちらかと言えば、今の感覚は後者だ。

  • ブログには、ギター機材と登山道具の実録レビューが並び
  • YouTubeには、ショートとロングが少しずつ増え
  • Bandcampには、オリジナル曲が静かに積もり始めている

ここまで用意してからが、やっとスタートラインだと思っている。


7ヶ月やってみて分かったこと

ブログ・YouTube・DTMは別々じゃなく“ひとつの生態系”

やってみて分かったのは、
ブログ・YouTube・DTMは別々の取り組みじゃなくて、ひとつの生態系だということ。

  • ブログの記事に、BandcampやYouTubeを埋め込む
  • YouTubeの概要欄から、ブログのギター機材レビューに飛ばす
  • DTMで作った曲を、ブログのBGMとして貼る

ぜんぶがつながることで、
「孤岳」という名前の中に、文章と音と道具録が共存するようになってきた。

どれかひとつを捨てるというより、
それぞれの負荷と役割を調整しながら続けていくのが現実的なんだろうなと思っている。

時間リテラシーとメンタルの消耗ライン

もうひとつ分かったのは、
「時間とメンタルをどこまで使うか」を決めておかないと、簡単に燃え尽きるってことだ。

  • 本業
  • ブログ
  • YouTube
  • DTM

これを全部“全力投球”でやろうとすると、どこかで破綻する。
だから今は、

  • ブログ:週◯本ペース(ときどきリライトだけの日を混ぜる)
  • YouTube:ショートは無理のない本数、ロングはお気に入りだけ
  • DTM:曲数ノルマではなく、「完成したらちゃんとリリースする」

このくらいのテンションで、続けられるラインを探している途中だ。


これから1年の方針

ブログ:100記事まで積む。道具録は「月1本」ずつ太らせる

  • まずは 合計100記事 を一つの目安にする
  • 機材・登山道具レビューは、月1本ペースで増やしていく
  • すでに書いたレビューは、ハブ記事から整理してつなぎ直す
  • 孤岳エッセイやコラムは、「書きたくなったときに書く」を前提に、無理なく続ける

「稼ぐため」よりも、「静かな棚を100本並べる」ことを優先する一年にする。

YouTube:ショートは“棚作り”、ロングは4曲だけ丁寧に

  • ショート動画は 月1本ペース で更新
    • エフェクター、フレーズ、自作曲の一部などを、棚を増やす感覚で置いていく
  • ロング動画(フル尺曲)は 1年で4曲 に絞る
    • 「本気で残したい曲だけ」を選び、録音とミックスに時間をかける

数を追わず、「この4曲なら残しておける」と思えるラインを基準にする。

DTM & Bandcamp:4曲+EPで“ひと区切りの作品”をつくる

  • 新しく作る曲は 4曲 を目標にして、すべて Bandcamp に追加
  • その4曲をまとめた EPを1本 リリースする
  • さらに、YouTubeショート用に切り出した音源をまとめた ショートEP も1本出す
  • プラグインを増やすより、今ある環境で「4曲をきちんと仕上げる」ことを優先する

1曲ごとに完結させながら、最終的には「EPとして一本にまとまった形」を残す一年にする。


おわりに──誰の役にも立たないようで、未来の自分には効くログ

7ヶ月目の今、この記録はおそらく誰の役にも立たない。
「こうすれば伸びる」というノウハウもなければ、
「◯ヶ月で月◯万いきました」という派手な結論もない。

でも、1年後・3年後の自分が、
この7ヶ月目をどう見るかは少し楽しみにしている。

  • あの頃は、こんな数字でも続けてたんだな
  • この時期に書いた記事が、あとから効いてきたな

そう思えるなら、このログには十分すぎる価値がある。

険しい道を選んだのは、自分だ。
それでも、静かに進んでいることだけは確かだと思う。

──この記録が、どこかの誰かの、
もしくは未来の自分の静かな旅路に、少しでも火を置けたなら。

ここに、7ヶ月目のログとして残しておく。


すべての記事は無料でお読みいただけます。

このリンクは「支援」のための入り口です。

小さな感謝とともに、静かな旅をつづけています。──孤岳より

※codoc(Stripe社提供)を利用しています。

コメント