──AIと.htaccessと、ひとつの誤爆
序章:異変は、突然やってきた
「ん? なんかおかしいぞ…」
いつものように自分のブログを開いたら、
そこに現れたのは──青い防護服の男たち。
漢字がズラリと並ぶページ。
マスクを着けた作業員たちが、工場で黙々と作業してる。
……え? ここどこ? どこなん??
これ、俺のサイトやなかったっけ?
焦りの連鎖:キャッシュクリアからの、地獄
とりあえず、ブラウザのキャッシュをクリアした──
それが地獄の始まりやった。
- Gmailが英語になりはじめる
- ロリポップのログインメールが異様に遅れる
- Spotifyが勝手にログアウト
- ついでにロリポにも入れなくなる
- そして、ブログにアクセスするとまた──青い世界が広がっていた(2回目)
「は?なんかやられた!?」
不正アクセスか、ウイルスか、もうパニック。
Aviraで即・完全スキャンを回しながら、
パスワードも全部見直して、Apple IDの2段階認証も再チェック。
セキュリティの波に飲まれながら、気づけば2時間経過。
ブログひとつ見るだけで、ぐちゃぐちゃである。
真相:犯人はお前か……。
調査の末、FTPにたどり着いた俺が見た .htaccess の中身──
そこにあったのは、たった一行のコードだった。
Redirect 301 / https://(別ドメイン)
……え、これは?。
そう、このコードを書いたのは──AIだった。
俺は「旧ドメインから新ドメインに飛ばしたい」って軽く言った。
AIは「おうよ」って言って、この一文を渡してきた。
で、それをそのまま貼ったのが前日。
まさかそのコードが東アジアの“某”工業系企業のドメインなんて、
俺に知る由もなかった──
修正作業:その果てに
すぐさま .htaccess フォルダへアクセスし、リダイレクト先を本来の自サイトに戻した。
これでもう安心だろう。
トップページにはこんな一文も追加した:
過去に当サイトの設定不備により、意図しない外部サイトへ転送される不具合が発生していました。現在は修正済みで、安全に閲覧いただけます。ご不安をおかけした皆さまには深くお詫び申し上げます。
自分で設定しておきながら、リダイレクトされたのは、俺自身。
自ら異国の地へ渡ったのだ。
あの漢字の羅列ページに、青い防護服は殺傷能力高すぎる。
閲覧者さま、本当に申し訳ありません。
スパム・マルウェア系のサイトではなく、きちんとした工業系企業です。
※ちなみに飛んだ先は、ある東アジアの工業系企業の公式サイトで、
日本にも正規代理店を持つ、ちゃんとした国際企業でした。
教訓:AIは強力。でも、判断するのは“俺”
今回の件で学んだことは多い。
AIのコードも便利だけど、
「何を貼るか」は自分で考えんと、笑えないミスになる。
便利さに慣れたときこそ、
“何が起きてるか”を理解しているかが問われる。
今回の事件は、AIのせいでも、飛ばされた“異国の地”のせいでもない。
ちゃんと見とかなかった、俺の責任や。
謝罪:東アジアの”某”工業系企業さん、ごめんなさい
東アジアの”某”工業系企業さんは、
まじめに機械パーツを製造してる立派な企業やった。
サイトもしっかりしてるし、なんなら断然高機能っぽい。
俺が勝手にリダイレクトで飛んだだけで、
彼らは一切悪くない。まじでごめん。
最後に:もう飛ばされない。たぶん。
俺のサイトは、俺のもの。
AIのコードも、設定ミスも、全部自分の責任。
だけど──
この時ばかりはAIを恨んだ。
ログの流れでコードをそう判断したのだろうが、、。
📸 リダイレクトされた俺が見た“青い異国の大地”
これは実際のページ(※社名・人物は一部ぼかしています)

初見これは背筋凍るよ……。
きちんと仕事されてるだけなんやけど。
※本記事の画像は、記録目的での引用として掲載しています。
関係各社様に一切の非はございませんが、ご指摘があれば速やかに削除・修正いたします。
(Fin.)
すべての記事は無料でお読みいただけます。
このリンクは「支援」のための入り口です。
小さな感謝とともに、静かな旅をつづけています。──孤岳より
※codoc(Stripe社提供)を利用しています。



コメント