「独身税?いや、そもそも経済の話をしよう」──気づいた者から静かに勝つ時代へ 前編

エッセイ|コラム

最近、SNSやメディアで「独身税」という言葉がまた話題になっている。

「少子化が深刻だから、結婚や出産していない人にも負担を求めるべきだ」

そんな声もあれば、「それは差別だ」「個人の自由を侵害するな」という反論もある。

感情的な議論が目立つが、そもそも論として**「税金でどうにかしようとする時点でズレてないか?」**と思う。

少子化対策って、本当に最優先なのか?

たしかに、子どもが生まれないと国は縮んでいく。

年金や介護、インフラ維持…制度の根幹が成り立たなくなる。

でも、それって「人数を増やせばOK」って話だろうか?

正直、違うと思ってる。

今、本当に必要なのは「数」よりも「循環」だ。

経済が回らなければ、人数がいても意味がない

経済とは、簡単に言えば“価値のやり取り”。

誰かが働いて、誰かが買って、また誰かの収入になる。

この“循環”さえ健全なら、極端な話、人が少なくても社会は回る。

一方で、人が多くても、経済が詰まれば終わる。

今の日本は、実はこっちのリスクのほうが深刻だ。

それなのに、「独身に税を課すことで子どもを増やそう」という発想は、**循環ではなく“強制的な数字合わせ”**にしか見えない。

これって本当に、長期的に持続可能な発想だろうか?

多くの人は「今よければそれでいい」と考える

ここに、この国の“根本的な問題”がある。

それは、多くの人が「構造」や「長期的視点」で物事を捉えられないことだ。

支援金が出る→ありがたい

減税される→嬉しい

独身税?→感情的に賛否が分かれる

でもその裏にある、「経済はどう回ってるのか」「自分がどの回路にいるのか」まで考える人はごく少数。

これは教育や社会設計の問題でもある

私たちは「今の生活を守るためにどう動くか」ばかり教えられて、「持続可能な仕組みを作る力」は養われてこなかった。

でも、もう“気づいた側”は動き始めている

だからこそ、重要なのは**「すでに気づいた少数派の行動」**だ。

投資で自分の資産を作る

情報に流されず判断する

キャリアを会社に預けず、自分で設計する

無駄な消費から離れ、本当に必要なものを選ぶ

こういう人たちは、もはや「日本社会のマスゲーム」に参加していない。

静かに、自分だけの“経済回路”を回しはじめている。

無理に社会を変えなくていい、自分を整えればいい

「独身税」みたいな議論が出るたびに、SNSでは怒りや嘆きが溢れる。

でも正直、それにエネルギーを使うのは無駄だと思っている。

もう、自分が何に時間とお金を使うか、誰と関わるか、どう生きるか。

それを全部“自分で選べる側”に立った時点で、ゲームのルールは変わっている。

無理に巻き込まれない 無理に巻き込まない 静かに、でも確実に勝つ

このマインドが、これからの標準になる。

結論:循環を作る人間が、最後に勝つ

独身であろうが、結婚していようが、子どもがいようがいまいが、

そんなラベルよりも大切なのは、自分の中で“持続可能な循環”を作れるかどうかだ。

気づいた者から整えればいい。

他人を変えようとせず、怒りに巻き込まれず、ただ「ちゃんと回る」自分を作れば、それでいい。

社会がどう転んでも、自分の芯はブレない。

それこそが、令和時代の最強の生存戦略だ


▷ 後編「少子化より、経済循環を」──気づいた者から静かに勝つ時代へ 後編


すべての記事は無料でお読みいただけます。

このリンクは「支援」のための入り口です。

小さな感謝とともに、静かな旅をつづけています。──孤岳より

※codoc(Stripe社提供)を利用しています。