アウトドア道具をこよなく愛する、孤岳です
僕がこうしてブログを立ち上げたのは、
大好きなギアたちを紹介して、少しでも誰かのアウトドアライフが快適で楽しくなるといいなと思ったからだ。
これからアウトドアに挑戦してみたいって人にも、
僕の実体験が何かしら役に立てばうれしい。
今回の記事は登山備忘録。
久住山について
九州の山に登るなら、きっと誰もが一度は目にする名前——それが久住山だと思う。
僕もこれまでに何度か登ってる山で、初めての登頂のときは、あの360度の大パノラマにほんとに感動したのを覚えてる。
標高は1786m。大分県の竹田市にあって、久住連山の中でも存在感のある一座。
ちなみにこの連山は活火山。
牧ノ戸峠登山口
この日は朝7時にスタートして、下山は12時ごろ。所要時間はおよそ5時間。
起伏もゆるやかで、登山初心者でもわりと登りやすいルートだと思う。
登山口となる牧ノ戸峠の駐車場は、ざっと200台ほど。
僕は平日に行ったけど、それでもそれなりに車は埋まってた。
反対側にも同じような駐車スペースがあるから、満車でも焦らなくていいかも。
僕は車で行ったけど、公共交通機関でもアクセス可能。
自分のスタイルに合わせて選べるのが、この山のいいところだと思う。

トイレも完備。

売店あり。


出発。
最初は石畳の舗装路。まだ山は静かやった

しばらく登ると、視界がぱっと開ける場所に出る。
最初の眺望ポイントで、ちょうどいい休憩スポットにもなってる。
立ち止まって、深呼吸。
ようやく“登山”が始まった気がした。
沓掛山

登山道をしばらく進むと、**沓掛山(くつかけやま)**に差しかかる。
あまり主張しすぎないピークで、意識してなければ通りすぎてしまいそうな場所やけど、
ここも立派な一座として地図に載ってる。
久住山までの道のりの、ひとつの節目として覚えておいて損はない。

ちょっとしたアトラクションみたいな箇所もあるけど、
無理せず迂回ルートを選ぶこともできる。
自分の体力や経験に合わせて、無理なく進めばいい。

ガレ場を進み。

しばらく進むと、ルートが二手に分かれる分岐に出る。
左に進めば星生山(ほっしょうざん)経由、右は比較的平坦なルート。
僕はこの日、星生山のほうを選んだけど、
正直、登山にまだ慣れてない人には右ルートのほうがおすすめだと思う。
星生山ルートは、細い崖沿いのトラバース(横歩き)や、
ゴロゴロした岩場の登り下りがあって、ちょっとしたスリルがある。
道もところどころでわかりにくくなるから、不安があるならやめといた方がいい。
難易度が極端に高いわけじゃないけど、
疲れる前に久住山に着きたい人は、素直に右から回るルートが無難。
どちらの道も、先で合流するようになってるから、無理に攻める必要はないと思う。

星生山

視線の先、奥の方には坊ガツルや法華院温泉方面が広がってる。
手前に見えるのは、白い山肌と緑の斜面に挟まれた北千里浜。
今回は通らないけど、この北千里浜、歩くと雰囲気があっていい道だ。


星生山を越えると、しばらく岩肌の稜線歩きになる。
風が強くて、身体が煽られるような場面もあった。
こういうときにウィンドシェルが一枚あると、ほんと助かる。
軽いけど、風をしっかり防いでくれる。まさに“道具は相棒”だなと思わされる瞬間。
🥾風をいなす、軽さの相棒|パタゴニア・フーディニジャケットの詳細へ

振り返ると星生山。
その上に広がる空が、抜けるような青だった
避難小屋



宿泊目的では使えないないようだ。


途中、トイレあり。
ただ、日本アルプスのような整備された山に比べると、多少の汚れは覚悟した方がいい。
僕が見た限り、トイレットペーパーは置いてなかった。
持参が無難。

この先で北千里浜ルートと合流し、久住分かれとの分岐。
ここからは久住山を見上げる展開になる。

ここで中岳と久住山に分岐。僕は久住山へ。
久住山

このガレ場を越えれば、久住山。

到着。
言葉はいらない。景色がすべてだった。



山頂に立つと、遠くの稜線はうっすら霞んでいたけど、
それでも360度ぐるりと広がる景色は圧巻だった。
風の通りも穏やかで、太陽もやさしく照っていた。
ここで腰をおろして、持ってきたごはんを食べた。
大したメニューじゃなくても、この景色のなかで食べるだけで、なんでも特別になる。
言うまでもなく、最高やった。
下山

久住山をあとにして、久住分かれまで戻る。
奥に見えるのが中岳(なかだけ)。
標高1791mで、久住連山の最高峰になる。
今回は登らず、ただ眺めるだけ。
でも、それで十分やと思えるほど、存在感があった

避難小屋の前でコーヒーを淹れる。
あったかさが、歩き疲れた身体に沁みた。

星生山を通らないルートで下山。

右側に星生山、このルートは平坦。

だいぶ戻ってきた、あとは来た道を歩く。

コースタイムは4時間48分。
そのうち休憩は30分ほど。
疲労感はあるけど、心地いい余韻が残ってた。
いい山行だった。
山のあとに、ブルーベリーアイスをひとつ


登山のあと、ふと目に入ったのがブルーベリーアイスクリーム。
なんでも久住で採れたブルーベリーを使ってるらしくて、これは食べておかんとあかんやろと思って即購入。お値段は380円。
6月〜8月がブルーベリーの旬らしく、今がまさにベストタイミング。
甘さひかえめで、酸味がきゅっと効いてて、山の疲れた身体にちょうどよかった。
やっぱり、その土地で採れたものを味わうっていうのは、旅の醍醐味やなと思う。
登山のあとに、長湯温泉へ
牧ノ戸登山口から車でおよそ40分。
竹田市直入町にある長湯温泉まで足を伸ばした。
この温泉地、炭酸泉で有名らしくて、登山の疲れを流すにはちょうどいいなと思って。
僕が行ったのは、きれいな縦じま模様の建物の温泉施設。中も清潔感があって、気持ちよく使えた。
お湯は2種類。
ひとつは32度の炭酸泉、もうひとつは42度の炭酸水素塩泉。
ぬる湯とあつ湯、それぞれに良さがあって、交互に浸かるとなんとも言えない心地よさだった。
料金は入浴500円。
シャワー室では石鹸など使えるけど、浴槽まわりでは使用禁止。
石鹸やシャンプー類は置いてないから、必要なら持参を忘れずに。
あと、ドライヤーはトイレにしかなくて、脱衣所にはなかったのも覚えておくといいかも。
僕にとっては初めての炭酸泉だったけど、体の芯からゆるんでいく感じで、すごく気持ちよかった。
下山後のご褒美として、かなりおすすめ。


やや余談になるけど、この温泉地は飲泉もできる。
ちょっと試してみたら、鉄分が多いのか、クセのある独特な味。
好き嫌いは分かれそうだけど、こういうのも含めて“土地の味”なんだろうと思う。

近く徒歩圏内に駐車場あり。
ついでに、あの有名な露天風呂

温泉から歩いて数分の場所に、ガニ湯っていう露天風呂もある。
名前は聞いたことあったけど、実際に見たら……ほんとに丸見え。
夜なら入ってみてもよかったかもしれんけど、
昼間はちょっと、いや、だいぶ勇気がいる。
まとめ
今回は、久住山のなかでも比較的イージーなハイキングルートを紹介した。
登山に慣れてない人でも挑戦しやすいし、眺望も抜群。
「はじめての久住」にぴったりのコースだと思う。
装備をちゃんと整えて、無理のないペースで、
何より「自分の足で登ること」を楽しんでもらえたらうれしい。
じゃあ、またどこかの山で。
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